当社と福井県出身の美術家「長坂真護」さんが代表を務めているMAGO MOTORS JAPAN株式会社がコラボし、ガーナの電子廃棄物をアップサイクルしたボールペンを商品化いたしました。

このプロジェクトは、廃棄された電子機器からプラスチックを回収し、現地ガーナにて、現地の方々が粉砕作業を行なっており、それらの粉砕材を原料として日本国内に輸入しているとのことです。

その粉砕材料を元に当社では、改めて材質別に選別、洗浄して粉砕、当社が得意とする超小型射出成形機を用いた小ロット成形により、ボールペンの芯に成形いたします。その後、磨き上げ、塗装工程を経て、高級感のあるボールペンに仕上げております。

また、このボールペンの箱は長坂真護さんのアート作品で使用しているの物と同じ越前和紙を利用しています。越前和紙は福井県が誇る伝統的な工芸品で、その繊細な質感と美しさが製品の価値を一層高めています。

5月23日〜6月4日まで開催されていた福井西武での長坂さんの個展「長坂真護展」にて初披露され、多くの来場者にその背景と意義を伝えました。

さらに、この取り組みはただの製品開発に留まらず、地球環境への意識改革を促す一環としても位置付けられています。廃棄物を有効活用し、実用性のある製品に変えることで、私たちの生活に新たな価値観をもたらすことを目指しています。

私たちソリッドラボは、技術と創造性を融合させ、より良い社会を築くための取り組みを推進しています。福井から始まったこのプロジェクトが、持続可能な選択の重要性を多くの人々に伝え、行動の変化を促すことを期待しています。

地球に優しい選択をすることは、一人ひとりの小さなステップから始まります。みなさんも、この物語に参加して、サステナビリティへの道を歩み始めてみませんか？私たちの取り組みにご興味を持たれた方は、ぜひさらに詳しい情報をお求めください。