アイシン福井様へ、廃材活用のための粉砕機・射出成形機を導入いたしました
アイシン福井様の工場内で、従業員の皆様が楽しみながらリサイクルに参加できる仕組みを作るため、粉砕機および射出成形機を納入いたしました。
今回のプロジェクトは、工場から出る廃材を「ただのゴミ」で終わらせず、「新しい資源」として活用することで、工場そのものを『資源循環を学べる場所』へと変えていく取り組みです。

■ 導入の背景
ゴミを減らし、地球に優しい工場へ
アイシングループ様では、「2040年までに廃棄物をゼロにする(ゼロエミ工場)」という目標や、資源を循環させる社会づくり(サーキュラーエコノミー)に向けて、様々な活動をされています。 その中で、「工場内でどうしても出てしまう廃材を、もっと面白く、価値あるものに変えられないか」というご相談をいただいたのが始まりでした。これは、会社全体でゴミを減らし、環境への負担(Scope3)を減らすことにもつながる大切な一歩です。

■ 廃材の再資源化と、資源循環プロセスの可視化
お話を伺う中で注目したのが、工場内で部品を運ぶ際などに使われる「通箱」です。 古くなって不要になったこの箱を、ただ処分するのではなく、従業員の目の前で「新しい製品」に生まれ変わらせたい。そうすることで、リサイクルをより身近に感じてほしいという想いから、今回粉砕機および卓上射出成形機を導入させていただくことになりました。

普段工場で見慣れているものが、目の前で砕かれ、溶かされ、全く違う製品に生まれ変わる。その驚きや体験が、「ゴミも大切な資源なんだ」という気づきを育てます。
今後はこの場所を使って、社内向けの環境学習や、実際に廃材を使ってものづくりをするワークショップが開かれる予定です。


これからも当社は、機械の導入だけでなく、「体験」や「学び」の場づくりを通して、企業の環境活動を楽しくサポートしてまいります。
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