2025年09月29日
少年サッカーリーグ戦の優勝トロフィー&表彰盾
品川区商店街連合会様のご依頼で、「子どもたちが自ら集めたペットボトルキャップを記念品に」という想いから、開会式で子どもたちが集めたペットボトルキャップを活かし、約4か月後の表彰式でお渡しできるようサッカートロフィー&表彰盾を製作しました。

■ 背景と目的
品川区商店街連合会様から少年サッカーリーグ戦の表彰式で子どもたちに渡す記念品として、「子どもたちが自ら集めたペットボトルキャップで作れないか」というご相談を受け、弊社がデザイン、設計、製作方法の考案まで一貫して担当し、形にしました。
循環体験ができる特別な記念品として、トロフィーや表彰盾へと生まれ変わらせました。
■ 商品特徴
- 廃棄プラスチック素材の活用
子どもたちが集めたペットボトルキャップを洗浄・乾燥・粉砕し、タイル状に成形。
レーザーカッターで切り出し、トロフィーや表彰盾へ加工。 - 地域資源との融合
トロフィーのベースに福井県産の欅、表彰盾には福井県産の杉を使用。
プレシャスプラスチックと地域資源の両方を活かしたデザイン。 - デザイン
サッカーボール型のトロフィーや、サッカーボールをモチーフにした表彰盾を製作。
表彰盾のデザインは、当社が運営するものづくり工房トンカンテラスのユーザーであり、地域密着で共創しながらのものづくりを得意とする、タケウチデザインワークスの竹内広輔さんに手がけていただきました。
■ コンセプト
「子どもたちが自ら集めたキャップが、特別なものとして形を変えて戻ってくる」
開会式で集めたキャップが表彰式でトロフィーとして授与されるまでの約4か月を通じて、子どもたちが「循環」を体感できるデザインと仕組みを大切にしました。
■ 社会的意義
- 循環型社会の体験提供
身近な廃材が価値あるプロダクトへと変わる過程を子どもたちが経験することで、アップサイクルやサステナビリティへの理解を深める。 - 地域資源の活用
プラスチック再生材と地域の木材を組み合わせ、地域に根ざした持続可能なものづくりを実現。 - 教育的価値
単なる記念品ではなく、環境教育や地域連携のきっかけとなるプロダクト。
■ お問い合せ先
株式会社ソリッドラボ 広報担当
E‑MAIL:info@tonkanterrace.com
ソリッドラボは、海ごみ問題の現場から出発し、再生プラスチックを“遊び”という形で展開。
地域と環境、暮らしをつなぐ実証的な社会貢献の姿勢を、今後も発信してまいります。

